SIerの管理職に求められるものとは

企業の問題や課題を解決するシステムを開発・提案するSIerは残業が多いことでも有名ですが、それをいかに少なくするかは管理職にかかっています。
SIerの仕事はクライアントの要望を聞き出し、そこで抱えている問題を解決できるようなシステムを構築することにあります。けれども実際に作業にとりかかってから、何かと変更が入ることが多くなります。システムが形になるにつれて、クライアントから新たな要望が出ることで修正作業が発生するからです。
そこで管理職が最初に、いかにクライアントの要望を十分に引き出せるかがポイントになるわけです。さらに作業の振り分けとシステムのテスト運用のスケジュールを上手く組むことにより、突然の計画変更にも柔軟に対応できるようになります。基幹部分での修正を後になって求められると、相当の作業時間を取られることになります。重要なシステムを先に組み上げた上で、クライアントの確認を取るという段取りの良さが管理職には求められます。場合によっては残業代と忙しさが釣り合わないと感じる状況も発生しかねず、そうなればエンジニアのモチベーションも下がります。そのような事態を避けるためにも、極力無駄な作業が発生しないようにスケジュールを上手く組むことが必要となるので、SIerの管理職にはこのような高いスケジューリングのスキルが求められることがわかります。またクライアントへのヒアリングスキルも必要と言えます。